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Sheeps in Pieces[火・自然・闇/ターボロスト/悪魔の契約]

契約フェルナンドが形になりました。

操作が非常に大変な代わり、ダイナミックな動きが可能です。


>>変更ありですSheeps in Pieces-0306[火・自然・闇/ターボロスト/悪魔の契約] - ふたり回し


...The living are worth keeping, and the others were not.

For doom, it's as difficult to bury a brutal titan as a tame sheep.

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いつもどおり、長方形がカードの一枚一枚を表しています。

黒字で名前の入っているものがクリーチャー、赤字で入っているものが呪文を表しています。

18対22で、若干呪文が多めですね。


長方形の枠の色は文明を表し、火文明が12枚、自然文明が20枚、闇文明が16枚です。

一方、枠の内側の色は、役割を表しています。

灰色がハンデス、青がドロー、赤が除去、緑がブースト、紫がマナ回収です。


このデッキの基本的な発想は、エリアルビートとほぼ同じです。

マナを増やし、大型呪文を打ち込み、マナを手札に転化し、展開からの一斉攻撃。

アグレッシブなカードが大量に搭載された、弾薬庫のようなデッキです。


しかし、このデッキには、エリアルビートと大きく異なる点が一つあります。

それは、契約-クラックとマナソースのハイブリッドによって生まれた強力なエンジンです。

一見、普通のブーストとクラックは齟齬するように見えるかもしれませんが、そうではありません。

契約を使うことが前提ならば、マナがいくらあろうとも、すぐに減らすことができるからです。

むしろ、契約で破壊できるマナが増える分、ドローできるカードが増えるという強みがあります。

クラック-契約でも、天変-チェーンストームでも、クラック-チェーンストームでも、天変-契約でも大丈夫。

個々のカードのシナジーではなく、全体としての動きの統一を図り、安定性を補っています。

エリアルのみの4枚体制から、契約とチェーンストームの7枚体制に。

トップデックの強さに関しては、エリアルビートをはるかに超えています。


また、マナソースとの融合は、コンボ系エンジンの弱点も解消していくれています。

エンジンにコンボを持つデッキは、序盤、中盤とコンボの世話に忙殺されて隙が大きくなってしまうもの。

黒マナソースの強みは、激しいブーストとソリッドな構成によって激しい妨害ができることです。

相手を徹底的に痛めつけてから安全にコンボを狙うことをことで、安定性は飛躍的に向上します。

その分思い切ってアドバンテージを増やすことができ、展開がしやすくなるのです。


大量の手札を生み出す悪魔の契約ですが、墓地のカードが増えるのもこのカードの大きな特徴です。

今回は、墓地に溜まったカードを回収するのではなく、フェルナンドのエサにすることで活用してみました。

妨害用、除去用の呪文が多いため、比較的簡単に墓地に呪文を寄せることができます。

軽くなったフェルナンドは、マナが減ってしまう契約コンボのフィニッシャーにはうってつけ。

強引なドローで手に入れ、ガンガン展開するだけで十分な攻撃力が得られます。

チェーンストーム、キリュージルベスと組み合わせることで、さらに破壊力を高めることもできるでしょう。



久しぶりに攻撃的なデッキを組むことになり、私自身大いに学ぶところがありました。

回収の強いデッキ、アドバンテージを稼ぐデッキ、バランス良く立ち回るデッキ・・・

うまく作り分け、そして使い分けられるデュエリストを目指します。


半端な回収も、トリガーの対策もいらない。

山札から強引にリロードした弾丸を、マシンガンのように打ち出す、契約フェルナンド。

ピーキー」と形容するにふさわしいデッキになりました。


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