ふたり回し

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苦しい時の戦い方

なつきさんの記事に便乗させていただく形で、劣勢時の心得をまとめてみます。

DM:心は折れるものじゃなく、折ってしまうもの | 一城なつきのJUNK!×3 | マジック:ザ・ギャザリングetcブログ


・勝つか負けるかは考えてはいけない

考えていいのは、何が起こったとき、何をすれば勝てるかだけです。

それ以外は雑念です。忘れましょう。



・負けそうな時には、投げやりな戦い方をしてはいけない

ただでさえ負けそうな時に、手を抜く余裕がどこにあるというのでしょう。

勝負をあきらめたいい加減な行動や、動転したままでの出鱈目な判断、焦りに追われた短絡的な操作・・・

そんなことをしていては、ますます差は広がるばかりです。


劣勢を覆すためには、的確なプレイングが必要不可欠です。

腐ったら、転がっているチャンスさえ拾うことはできません。

ピンチになればピンチになるほど、プレイヤーは腐ってはダメ、冷静になりましょう。



・自分のデッキを敵に回さないこと

時には、後半向けのカードばかりが手札にきて、ただロストソウルを待つだけのデュエルもあります。

しかし、デッキがわざわざ使えないカードばかりをよこしたと考えたなら、大間違いです。

(実際ありえないことです)


デッキがどんなに頑張っていても、ひどいカードばかりが上に溜まってしまうのを避け続けることはできません。

調子がいい時もあれば、調子の悪い時もあります。

デッキの調子が悪い時、では、デッキを助けることができるのは一体誰か―

それは、他ならぬあなた自身。プレイヤーをおいて、デッキを支えられる者はいません。

身勝手なプレイヤーほど、デッキから功を奪い、デッキに責を押し付けるもの。

デッキを励まし、勝利に導くのが、プレイヤーの仕事です。



・相手が事故る事もある

自分の手札がひどい時に忘れがちなのは、相手も事故をおこしているかもしれないということ。

デッキが完璧に作動することは、実は稀です。

デッキの作動が完璧であっても、ハンデスが一本入った時点で泥仕合になってしまうことも珍しくありません。

実際のデュエルの中では、お互い上手くいかないまま戦っていることがほとんどです。


また、駄目だと思っていたときにデッキが助けてくれることもあります。

どうしようもない初期手札だったのが、爆発的なトップデックを連続したり、当たりそうもないトリガーがヒットしたり・・・

例え1%でも起きるから、可能性と呼ぶのです。

万が一デッキが奮闘してくれる時のために、逆転とは言わずとも、最悪粘るだけでも粘りましょう。


・デッキにはなるべく声をかけること

まず自分の心を落ちつける効果があります。

一人で戦っていると考えるより、二人で戦っていると考える方が気楽ですし、やる気も起ります。

デッキが頑張っているのに、プレイヤーが投げるわけにはいきませんものね。

上手くいっているときにも、積極的にねぎらってあげると、気を引き締めつつ、余裕を生み出すことができます。


危ない奴だと思われても、気にすることはありません。

いえ、結果として相手を困らせることができるなら、一石二鳥というものです。




スピリットどころかスピリチュアルなプレイング講座になってしまいましたが、ものは考えようです。

結果としてよいプレイングにつながるなら、過程を気にすることはありません。

プレイヤーがデュエルの中で受ける重圧は、一人で耐えるには少し重すぎます。

ですから、デッキと精神的な負担を分け合うことで、重圧を軽くするのは立派なテクニック。

デッキを使って戦うのではなく、デッキと一緒に戦えば、デッキは心強い支えになってくれるのです。



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